2月1日(土)三沢市公会堂において、「第9回上十三地区障がい者就労支援セミナー」を開催しました。
今回のセミナーのテーマは、障がい者の「働く」を考える!です。
午前の部は、青森県立七戸養護学校 進路指導主事の山﨑 和久先生よ
り、送り出す側として「特別支援学校の進路に関わる取り組み」につ
いてお話をして頂きました。
また受け入れる側(福祉事業所)として、一般社団法人日々木の森
代表理事の立崎 文江 氏より、「働く」を支える現場からの取り組みと
題して、お話をして頂きました。
午後の部は、企業の受け入れる側として、東管工業株式会社 取締役
の蛯沢 孝行 氏、有限会社加澤商店 代表取締役の加澤 悦子 氏
ニチイケアセンター三沢 センター長の成田 健一 氏の3名の方より
「企業の取り組み」について事例発表をして頂きました。
事例発表の後は、発表者5名の方々でパネルディスカッションを行い
障がい者雇用をして良かったこと、困ったこと(問題点)、それでも
なぜ雇用するのか?について話し合いました。
来場された方々のアンケートから、学校を卒業した後の生活や課題な
ど知ることができたこと。障がい者が就労するための支援や取り組
み、問題点などを知ることができ、自分たちの施設をどのように変え
ていくか考えさせられたという感想などを頂きました。
また障がい者雇用を考えて下さっている企業の方からは、今後私たち
の職場でも採用の可能性があること。「働く」動機とその意識はとて
も大切で、こういう意識をしっかり育てながら障がい者雇用を考えた
いと、うれしい言葉も頂きました。
今回のセミナーには、100名弱の参加を頂きました。
企業の方が少なかったことは残念でしたが、とても有意義なセミナー
だったと思います。